glass

抜けた!

今朝 起きてみると エスローの髪の毛が!!!
えつ? もう沢山抜けてるじゃん!
じゃなくて…。(笑
今朝 起きて 窯の調子を見に行ったら 温度が1,205℃しかない!
しかも ボッボッボッボッって 変な感じ。燃焼状態が悪い!
ん~、ご機嫌斜め?
昨夜 寝る前に見に行った時は 機嫌良かったのに。
エアーの量や 燃料を調節しても 不調のまま。
あ~、10時から 体験 はいってるのに!!!
とりあえず、何とか 巻ける状態だったので、体験終わるまで ダマシダマシでいくか。
ちょっと 煙道も見てみるか。
PB054314.JPG
あれっ? 煉瓦(耐火)なのにテカってる!!! マジっすか!?
PB054315.JPG
よーく見ると なんか、氷柱(ツララ)のような…。
炉床がら ガラス 垂れてマス…。
抜けました、ツボが。
今回 4月に火を入れたので まだ7ヶ月弱。
一般的な工房では バッチ(工芸用の粉末原料)を使うので 大体 4~5ヶ月で ツボを交換しますが、
エスローんとこの窯は、リサイクル原料(カレット)を溶かすので ツボが喰われず 長持ちするのです。
前回は13ヶ月で交換しましたが まだまだ使えそうな状態でした。
なのに…。
でも しゃ~ないっすね、 抜けちまったんだから。
体験を何とか 無事 済ませ、
その後 TVの取材もありましたが 何とか 終わらせ、
火を止める為に ツボのなかにあるガラスを巻き出して…。
ん~、どこから漏れたかな~?
PB054312.JPG
手前 左にあるね~。
PB054313.JPG
いかにも 漏れてそうな穴。 
という訳で、予期せぬ ツボ交換と 相成りました!
今後の予定:
窯の火を止める
→冷めたら窯の前部分を開けてツボを取り出す
→炉床や煙道にこぼれて固まったガラスを取り除く
→新しいツボを入れて、窯の前部分を塞ぐ
→窯に火を入れる
→4日間かけて徐々に温度を上げる
→原料投入~煮上げ
→準備完了
クリスマスや冬シーズン向けのガラスを作らなきゃいけないところですが、
お得意様の皆様 しばし お時間を くださいまし!
吹きガラス体験も ちょっとの間 お休み させて頂きます。
復活予定は 再来週くらいになりそうです!

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