今回は窯(溶解炉)のお話を少し・・・。
従来、父の時に使っていたのは"タンク窯"と呼ばれる、燃焼室=溶解炉のタイプで、容量が数トンのバカデカイ窯でしたが老朽化&燃費最悪な為、事業再開にあたり坩堝タイプ(燃焼室の中に坩堝を入れ、坩堝の中で硝子を溶かす)の窯を新設しました。坩堝のサイズは350ポンド。(重くて二人でも持てません!)
一般の工房よりはデカイですが、量産工場よりは小さいッスネ。
その坩堝は素焼き?みたいなもので出来ていて、ひび割れやガラスに喰われて穴が開いたりするので通常4ヶ月位で寿命・交換となるのです。坩堝は1本5万円前後と高価ですが、仕方ありませんね。
で、初火入れから5ヶ月と1週過ぎた4月18日に火を止め、ツボの交換と窯の補修をしてます。
ツボの状態は案外良好でまだまだ使えたかも?!
明日、火を入れる予定。
火加減の調整から開放された1週間でした。
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